キングサイズ羽毛布団がキルトの理由

羽毛布団キング

キングサイズに限らずですが、羽毛布団って実はキルトされています。羽毛布団のキルトとは、1枚のお布団に縦横に縫製して区切りを付けて小さな部屋をいっぱい作ってあげるような感じなのですが、何故羽毛布団にはこのキルトが必要なのでしょうか。以下にて解説していきますね。

羽毛の偏りを防ぐ

まず、羽毛布団にキルトを施す最大の理由は羽毛の偏りを防ぐため。お布団の4隅を縫製した大きな袋の状態に羽毛を詰めてしまうとどうしても足元や両端といった、身体が無い部分に羽毛が偏って落ち込んでしまうのです。

小さな袋が羽毛布団のフワフワ感を出す

極端なお話ですがこうなってしまっては、身体の左右に羽毛があって身体の上には単にお布団の“布”があるだけになってしまいます。羽毛布団の大きな袋の状態に縦横に縫製を施すことで、小さな袋をたくさん作ってやります。これだと羽毛が小さな袋の中でしか動かずどちらかに偏ってしまうようなことが避けられるのですね。

暖かさはキルトにあり

このキルトには羽毛の偏りを防ぐ以外にも理由があります。それは保温性を高めるため。小さな部屋に分けられているためお布団を被った時に身体に沿うような形になるため肩口の隙間から暖気が逃げることが起こりにくくなります。また、身体に接する袋の中の羽毛がその体温を保温してくれることで暖かさが拡散しにくくなっているのです。どうしても大きな袋のままですと、身体が触れない部分は冷たくなって暖かさが拡散してしまいますので、羽毛布団にとっては非常に重要な構造なのですね。

キルトの種類

お布団をパット見ただけではわからないかもしれませんが、実はこのキルトには種類があります。大きくは二種類で、普通にお布団を縦横に縫っただけのキルトと、立体キルトとよばれる仕切りを作るような縫製方法となります。また、立体キルトの中でも実は細かく種類があるのですが、この2種類の大きな違いは羽毛への圧迫です。

立体キルトのメリットとは

どうしても通常のキルトですと一つ一つの袋の中が狭くなってしまい、場合によっては羽毛がギュッと押し込まれているような状態になります。しかし、立体キルトであれば一つ一つが袋というよりは仕切りのある部屋のような状態となりますので、羽毛をつぶすことがないのですね。

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